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【Next.jsブログ構築まとめ】WordPressからMarkdownへ完全移行

WordPressからNext.jsとMarkdownへブログを移行する手順を解説したイラスト(女性がVPS環境でブログ構築を行う様子)
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ブログを運用していく中で、ページの表示速度の遅さや、
WordPress本体・テーマ・プラグインなどの定期的な更新、
セキュリティ対策のメンテナンスに時間を取られてしまうことはないでしょうか。

この【Next.jsブログ構築】シリーズでは、そうした課題を解決するため、
長年使ってきたWordPress環境から、
Next.jsとMarkdownを活用した拡張性の高いモダンなブログ環境へ
移行する手順をまとめています。

「Next.jsとは何か?」という非エンジニアの方でも迷わず進められるよう、
手元のWindowsパソコンでのデータ変換から、
Ubuntu(VPS)でのサーバー構築まで、
黒い画面(コマンドライン)の操作も含めて
一つずつステップ・バイ・ステップで解説しています。

ObsidianなどのMarkdownノートアプリをそのまま執筆環境としてフル活用したい方や、
自分だけの新しいブログ環境を一から作ってみたい方の参考になれば幸いです。

移行プロジェクトの全体ロードマップ

現在の進捗が一目でわかるよう、移行手順の全体像を整理しました。まずは「基礎・環境構築編」から順番に進めてみてください。

  1. 事前検証とデータ抽出(第1回・第2回):WordPressのデータを安全にMarkdown形式へ変換します。
  2. サーバー環境の構築(第3回):VPS上にNode.jsとNext.jsの土台を作成します。
  3. 公開とセキュリティ設定(第4回):NginxとSSL(HTTPS)を設定し、インターネットへ安全に公開します。
  4. フロントエンド開発(ブログ画面の制作)(第5回〜):Markdown記事を読み込み、ブログらしいデザインで画面に表示させる仕組みを作ります。

■ 基礎・環境構築編

既存のWordPress環境を壊すことなく、新しいNext.jsのシステムを立ち上げてインターネット上に公開するまでの「土台作り」の手順です。

第1回:WordPressからMarkdownベースの静的ブログへ再構築する理由と事前準備

なぜ便利で強力なWordPressから、あえてNext.jsへと移行するのか。表示速度の向上やセキュリティリスクの激減、そしてObsidianを使った快適な執筆環境の魅力について整理しています。 また、いきなり本番環境を解体するのではなく、WordPress上でテスト用の「ダミー記事」を作成し、安全に移行検証を始めるための事前準備の手順を解説します。

第2回:WordPressデータを抽出してXMLからMarkdownに変換する手順とNode.jsの準備

WordPressの標準機能を利用して記事の元データ(XML)をエクスポートし、手元のパソコン上でMarkdown形式(.md)へ一括変換する手順です。 変換に必要となる「Node.js」のインストール方法から、コマンドラインツールを使った実際の変換作業まで、つまずきやすいポイントを画像付きで丁寧に解説しています。

第3回:VPSにNode.jsをインストールしてNext.jsを初期構築する手順

手元にデータが準備できたら、いよいよVPS(仮想専用サーバー)上での作業に入ります。 Ubuntuサーバーへ公式スクリプトを使って最新のNode.jsを安全にインストールし、コマンドラインからNext.jsのシステム本体を作成する手順を解説します。作成されたフォルダ群(apppublicなど)の役割についても分かりやすく整理しました。

第4回:VPS上でNginxを設定しNext.jsを起動・HTTPS化する手順

VPS上に構築したNext.jsを、外部のインターネットに公開するためのインフラ設定の総仕上げです。 Nginxのリバースプロキシ設定を利用し、既存のWordPressへのアクセスは維持したまま、新しいサブドメインへの通信だけをNext.jsへ振り分ける方法を解説しています。Certbotを用いたSSL証明書の手動設定とHTTPS化、ブラウザ確認時のエラー(ハイドレーション・ミスマッチ)対処法まで網羅しています。


■ ブログサイト開発・フロントエンド編

インフラ構築という「土台作り」を終え、いよいよNext.jsのシステム上で本格的にWebサイトの画面を作っていくステップです。

第5回:WordPressから移行したMarkdown記事を表示する方法(Tailwind CSS対応)

Next.jsのシステムに react-markdown などの定番ツールを導入し、WordPressから移行したMarkdown記事を実際にブラウザ上に表示させる手順を解説します。
Tailwind CSS環境下で誰もが直面する「デザインがのっぺりしてしまう現象(装飾のリセット)」を公式プラグインで解決する方法や、画像・HTMLタグの適切な読み込み設定など、Next.jsでのブログ画面制作の基礎が詰まっています。自分の書いた記事が新しい環境で表示された瞬間のワクワク感を、ぜひ体感してください。

第6回:複数のMarkdown記事を読み込みトップページに新着一覧を表示する方法

「ファイルを1つ追加するだけで、トップページが自動で更新される」——この回でついにその仕組みが完成します。

posts フォルダへの Markdown ファイルの追加をNext.jsが自動で検知し、新着順に並んだ記事一覧をトップページに表示する手順をステップ・バイ・ステップで解説。Date オブジェクトをそのまま使うとReactでエラーになる理由と回避策など、初心者がつまずきやすいポイントも丁寧に説明しているので、コードの「なぜ」まで納得しながら進められます。.md を1つ保存してブラウザを更新した瞬間、リストに新しい行がスッと増える——「自分のブログがシステムとして動いている」という感覚が一気に近づく回です。

第7回:個別記事の URL を自動生成する動的ルーティングの設定方法

トップページの新着記事一覧から、それぞれの記事本文へ遷移する仕組みを作ります。

Next.js の強力な機能である「動的ルーティング(Dynamic Routes)」を活用し、 [id] という特殊なフォルダ名を使って個別記事の URL を自動生成する手順を解説します。記事ごとに HTML ファイルを手作業で作る必要がなく、1つの型枠を用意するだけで全記事に対応できるモダンな Web フレームワークの真髄に触れることができます。

さらに、 Next.js 15 以降の最新仕様(非同期でのパラメータ受け取り)への対応や、 <Link> コンポーネントを用いた爆速のページ切り替えなど、ブログの実運用に欠かせない実践的な技術を網羅しています。

第8回:ヘッダーとフッターを実装して全ページ共通レイアウトを作る方法

記事の一覧と個別記事ページができあがっても、サイト上部にブログ名はなく、下部にコピーライトもない——いわば「外枠のない素っ気ない画面」のままです。この回でようやくブログらしい見た目が完成します。

Next.js の layout.tsx を使い、全ページ共通のヘッダーとフッターを「コンポーネント」という独立した部品ファイルとして作成し、一括で適用する手順を解説します。

レゴブロックのように部品を組み合わせるこの設計思想を理解すると、サイト名を変えたいときは Header.tsx を1か所直すだけで全ページに反映されるという、管理のしやすさを実感できます。また、開発効率を高める Cursor の「 Simple Browser 」機能や、 Next.js の開発用ツールバーの見方なども紹介しています。

第9回:SEOとOGPをMarkdownから自動設定する方法|generateMetadata解説

記事の見た目は整ったのに、Googleの検索結果にはサイト名しか表示されず、Xでリンクをシェアしてもタイトルはおろかアイキャッチ画像すら出てこない——ブログとして本格的に運用するには、この「情報の発信設定」が欠かせません。

この回では、Next.jsの generateMetadata 関数を使い、Markdownのフロントマターに書いた description(説明文)と ogImage(アイキャッチ画像のパス)を自動で読み込んで、記事ごとにSEOタグとOGPタグを設定する仕組みを構築します。

WordPressでいえば「Yoast SEOプラグインに入力する作業」を、自分のコードとして実装するイメージです。一度仕組みを作ってしまえば、フロントマターに2行書き足すだけで、Google検索・X・Facebookへの情報発信がすべて自動化されます。SEOとOGPが何なのか、なぜ設定が必要なのかという基礎の解説も丁寧に盛り込んでいます。


読み方ガイド

これからNext.jsでのブログ構築に挑戦する方は、第1回から順番に読み進めていただき、一緒に環境を構築していくことをおすすめします。

すでにNode.jsの環境がある方や、Nginxのリバースプロキシ設定だけを知りたい方は、目的に合わせて該当の記事を直接ご確認ください。

焦らず少しずつ、自分好みの快適なブログ環境を育てていきましょう。

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