AMD Ryzen9TM 7940HS/RadeonTM 780M搭載のパワフルミニPC
今回は、AMD Ryzen9 7940HSとRadeon 780Mを搭載したパワフルなミニパソコンであるMINISFORUMの【UM790 Pro】とGEEKOMの【NUC A7】を比較しながら紹介したいと思います。
UM790 ProとNUC A7のスペック比較
MINISFORUM【UM790 Pro】 | GEEKOM【NUC A7】 | |
CPU | AMD Ryzen9 7940HS (8コア/16スレッド L3キャッシュ合計16MB 最大クロック5.2GHz) | AMD Ryzen R9-7940HS (8コア/16スレッド L3キャッシュ合計16MB 最大クロック5.2GHz) |
グラフィック | AMD Radeon 780M (グラフィック周波数2800MHz) | AMD Radeon 780M |
メモリ | DDR5-5600MHz×2 (合計最大64GBまで) | DDR5-5600MHz×2 (合計最大64GBまで) |
ストレージ | M.2 2280 PCIe4.0 SSD×2 | M.2 2280 PCIe4.0 SSD×1 |
ワイヤレス | Wi-Fi6E Bluetooth5.3 | Wi-Fi6E Bluetooth5.2 |
イーサネット | 2.5Gbps LAN×1 | 2.5Gbps LAN×1 |
ビデオ出力 | HDMI2.1(4K@144Hz)×2 USB4(8K@60Hz)×2 | 4画面表示 最大8K解像度 |
オーディオ出力 | HDMI×2 3.5mmコンボジャック×1 | HDMI×2 3.5mmコンボジャック×1 |
電源 | DC19V | D19V |
OS | Windows11 Pro | Windows11 Pro |
本体サイズ | 130×126×52.3mm | 112.4×112.4×37mm |
インターフェイス | 2.5Gイーサネット×1 USB3.2 Gen2 Type-A×4 USB4 Type-C×2(給電対応) HDMI2.1×2 3.5mmコンボジャック×1 DMIC×1 | 2.5Gイーサネット×1 USB3.2 Gen2 Type-A×3 USB4 Gen3 Type-C×1 USB3.2 Gen2 Type-C×1 USB2.0 Type-A×1 SDカードリーダー×1 HDMI2.0×2 3.5mmコンボジャック×1 |
パッケージ | UM790 Pro×1 電源アダプター×1 電源ケーブル×1 HDMIケーブル×1 ブラケット×1 取扱説明書×1 | NUC A7×1 電源アダプター×1 HDMIケーブル×1 取扱説明書×1 |
【UM790 Pro】と【NUC A8】の特徴と比較
ストレージ拡張性(UM790Proの方が○)
UM790Proは、M.2 SSDスロットが2つあり増設可能であるのに対して、NUC A8はスロットが1つなのでストレージの拡張性ではUM790Proの方が良いですね。
UM790ProとNUC A8は、本体サイズに違いがあり、UM790Proは、本体サイズが多少大きくなっても内部の拡張性を高めているのに対して、NUC A8は、本体サイズを小さくすることを重視しているものと思われます。
個人的には、低スペック・低価格のミニパソコンであれば、内部の拡張性がなく、本体サイズが小さいものでも良いのですが、UM790ProやNUC A8はスペック的にはオフィス作業はもちろん、ある程度のゲーム性能もあるので、メインとしても十分使える製品ですから、内部の拡張性がある方が良いと感じます。
インターフェイスはどちらも充実
UM790Proの方がUSB4ポートが2つあるなど、インターフェイスも若干優っているように思いますが、どちらも小さな筐体に十分なインターフェイスを備えており、マルチディスプレイや外付けの拡張性は備わっていますね。
メインとして使えるミニパソコン
MINISFORUMの【UM790 Pro】もGEEKOMの【NUC A8】もスペック、拡張性ともにメインで使える完成度の高いミニパソコンだと思います。
最新のグラフィックボードでないと動かないようなハイクオリティなゲームを楽しみたい方には、ミニパソコンは不向きかもしれませんが、この2機種は、オフィス用途だけでなく、娯楽面でもしっかり使えそうです。
それでは、また