Raspberry Pi4で始める自宅サーバー生活#4(Ubuntu Server 20.10の初期的な設定)

Raspberry Pi4で始める自宅サーバー生活

Raspberry pi4にインストールしたUbuntu Server 20.10の初期的な設定として、表示される時刻を東京時間に変更し、また、システムの言語設定を日本語にする設定を行っていきます。

タイムゾーンの設定

Raspberry pi4にUbuntu Server 20.10をインストールした状態で時刻設定を確認すると、UTC=Universal Time Coordinated=協定世界時となっていることが分かります(※ちなみにUTCはグリニッジ標準時と言われるGMTに長期的に微妙に発生するズレ(100年で約18秒)を修正した時刻だそうです)。

$ timedatectl status

Ubuntu Serverの時刻を東京時間に変更するためには以下のコマンドを実行します。

$ sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo

もう一度、$ timedatectl statusを実行すればLocal timeが日本の現在の時刻となり、Time zoneには「Asia/Tokyo (JST, +0900)」と表示されます。

Ubuntu Server 20.10の日本語化

Ubuntu Serverは、デフォルトでは言語設定が英語になっています。もちろん、そのままでも使用できますが、以下の手順で言語設定を日本語にすることができます。

日本語言語パックのインストール

$ sudo apt -y install language-pack-ja

ロケール(言語設定)を日本語に設定

$ sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF8

再起動してロケール(言語設定)を確認

$ locale

以下のように日本語設定されたことが表示されます。

LANG=ja_JP.UTF8
LANGUAGE=
LC_CTYPE=”ja_JP.UTF8″
LC_NUMERIC=”ja_JP.UTF8″
LC_TIME=”ja_JP.UTF8″
LC_COLLATE=”ja_JP.UTF8″
LC_MONETARY=”ja_JP.UTF8″
LC_MESSAGES=”ja_JP.UTF8″
LC_PAPER=”ja_JP.UTF8″
LC_NAME=”ja_JP.UTF8″
LC_ADDRESS=”ja_JP.UTF8″
LC_TELEPHONE=”ja_JP.UTF8″
LC_MEASUREMENT=”ja_JP.UTF8″
LC_IDENTIFICATION=”ja_JP.UTF8″
LC_ALL=

日本語版マニュアルのインストール

システムの言語設定を日本語にしたのに合わせて、日本語版のマニュアルもインストールしておきましょう。

$ sudo apt -y install manpages-ja manpages-ja-dev

それでは、また!!

タイトルとURLをコピーしました